2018年4月8日日曜日

<機材> SONY 70-400mm F4-5.6 G SSM II <SAL70400G2>


私の写真テーマの一つは「乗り物」。その中でも特に飛行機写真を撮影するために選んだレンズです。

α6500を導入する際、Eマウントの望遠レンズをどうするか悩んだのですが、Eマウントの超望遠ズームレンズである
 SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS <SEL100400GM>
はかなりお高く、中級機クラスであるα6500には少し不釣り合いな感じがしました。

α6500にも似合いそうなクラスとしては
 SONY FE 70-200mm F4 G OSS <SEL70200G>
 SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS <SEL70300G>
もありますが、飛行機撮影では少しでも超望遠域がほしいところ。

そんな時、Webサイトを見てふと気づいたのがこのレンズ。
Aマウントのレンズですが、その写りには非常に定評がある上に、自分自身が求めている望遠域をしっかりカバー。
SEL100400GMより広角の70mmはAPS-Cでの運用の際便利ですし、SEL70300Gより少し明るいのもポイント。
そして何より、Aマウントが市場であまり人気がないからか、中古価格がかなりお手頃になっています。
私は、カメラのキタムラで状態の良さそうなものを最寄りのお店に取り寄せ、実物を確認した上で購入しました。

とっても大柄なので、α6500につけると「カメラ付きレンズ」のようになりますが、完全にレンズ側に重心があるので「ガッツリ撮影」で使うレンズとしては取り回しも苦ではありません。

α6500での運用では、マウントアダプタ LA-EA3 を介しての接続となります。
SAL70400Gの場合、α6500のウリである 4D FOCUS をフルに活用したオートフォーカスが可能です。(LA-EA4での接続の場合は、マウントアダプタのトランスルーセントミラーによるAFが優先されるので要注意)

像面位相差AFらしいよく動くAFで、動きモノも難なく食いついてきます。
ただし、マウントアダプタの制約で、コンティニュアスAF(AF-C)で連写が「MID」以上だと、フォーカスが連写の一コマめに固定されてしまいます。連写しながらピントを合わせ続けたい時は、連写速度を「Lo」(秒3コマ)にしなくてはいけません。

近づいてくる新幹線などだとデメリットになると思われますが、私の場合遠くにある飛行機撮影がメイン、ピントの移動は大きくないと判断しズーム域の大きさを優先しました。

シャープでキレのある描写は最新のデジタル対応らしいレンズです。マウントアダプタの制約はありますが、最新設計のAマウントレンズは、最新の撮像素子の性能を引き出すことができるお値打ちレンズだと思います。






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